優先座席付近での携帯電話使用マナーを「混雑時には電源をお切りください」に変更します

 これまで関西鉄道協会加盟の鉄道事業者および西日本旅客鉄道株式会社の25社局は、車内での携帯電話のマナーとして、優先座席付近(一部社局においては「携帯電話電源オフ車両」内)では終日、携帯電話の電源をお切りいただくようご案内しておりました。
 今般、平成25年1月に行われた総務省の「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正や、昨今の携帯電話の利用形態の変化などの実態を踏まえて、より多くのお客様に守っていただけるよう、ご案内を見直すことといたします。
 平成26年7月1日以降、「優先座席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」とご案内を変更いたします。
 なお、車内での携帯電話による通話は、まわりのお客さまのご迷惑になりますので、混雑度にかかわらずこれまでどおりご遠慮いただくよう引き続き呼びかけてまいります。

    1. 実施時期
      平成26年7月1日(火曜日)以降
      (各社局において順次ご案内を変更してまいります)
    2. ご案内の内容
      変更前:「優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください」
      変更後:「優先座席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」
    3. お客さまへのご案内方法
      駅・車内における共同ポスターの掲出


    4. 実施社局
      関西鉄道協会加盟の鉄道事業者および西日本旅客鉄道株式会社 計25社局
  • ポスターイメージ画像
    ポスターイメージ(画像をクリックすると拡大できます)



<参考>
総務省の「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器に関する指針」について



 総務省では、平成12年度から毎年度、携帯電話から発生する電波が植込み型医療機器に与える影響について調査を実施し、その結果に基づき、指針を取りまとめ、携帯電話の利用者、植込み型医療機器の装着者、双方の機器の製造者などの関係者における情報共有を行っています。
 平成24年7月に第二世代携帯電話のサービスが終了したことを受けて、「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器に関する指針」の改正に向けた検討が行われました。その中で、「携帯電話端末からの電波に対するリスクを過剰に評価することによる不安等を与えることがないように表現を修正すべき」等といった議論がなされた結果、平成25年1月に同指針が改正され、携帯電話と植込み型医療機器の離隔距離の短縮等の見直しが行われています。