今里筋線設備説明

安全、便利、快適に
どなたにもご利用いただける地下鉄へ・・・
さらなる安全をめざして大阪市営地下鉄で初の可動式ホーム柵



可動式ホーム柵写真

お客様の列車との接触や、プラットホームからの転落事故を防止するため、列車到着時に列車の扉と連動して開閉する可動式ホーム柵を、全駅に設置しました。また、列車とホームとの段差・すき間を、従来駅よりも小さくすることで、どなたにもご利用いただきやすくし、さらなる安全対策を図っています。




わかりやすい地上出入口のゲート



蒲生四丁目出入口写真

地上出入口には、遠くからでも一目でわかるだいだい色のゲートを設置して、新駅の玄関をアピール。

また、ホーム階では壁に躍動感あるボールをデザインし、ボールの成長する様によって、列車の進行方向を表現。改札階では、駅ごとに色分けされた各駅所在区の花のデザイン壁が、駅の区別をしています。




地上からホーム階までをつなぐエレベーター




エレベーター写真

地上の出入口にコンコース階までをつなぐエレベーターを、また、コンコース階からホーム階まではエレベーターとエスカレーターを全駅に設置しています。エレベーターは、救急用寝台の搬送にも使える大型サイズです。




どなたにも使いやすい2段手すり




2階てすり写真

階段・スロープには、どなたにも使いやすい2段手すりを設けています。




みんなが使いやすい多機能トイレ




多機能トイレ写真

多機能トイレ(折りたたみ式おむつ交換シートや温水器付流しなどのオストメイト対応設備)を男女別、全駅に設置しました。




信号保安設備



旅客案内装置写真

○自動列車制御装置

 電車の位置を常に把握し、先行電車との衝突防止を行うとともに電車の速度オーバーを防止し、運行の安全を確保する自動列車制御装置(ATC)を全線に設置しています。

○旅客案内装置

 ホームには32インチの液晶モニターを使った電車接近・行先を表示する旅客案内装置を設置しています。また、従来、別に設置していた時計設備を併せて表示しました。




車内のバリアフリー設備


  • 車いすスペース写真
  • ○車いすスペースについて
     車いすスペースは各車に1箇所ずつ設置しています。緊急時に乗務員もしくは輸送指令所と通話することができるように非常通報装置を設置しています。
  • 車内案内表示器写真
  • 扉開閉案内器写真

○乗客案内について

 乗降口上部にLEDのフリーパターン表示方式により各種の案内・PR表示や扉の開閉にあわせてドアチャイムが鳴動する車内案内表示器を配置しています。また、車内案内表示器の対面の乗降口上部にも、次駅で開く乗降口の案内表示とドアチャイム機能を持つ扉開閉案内器を設けています。

○段差について

 プラットホームと車両の床面との段差は、既設路線よりさらに小さくなっています。




防災設備

  • 止水鉄扉写真
  • ○浸水対策
     出入口部に止水鉄扉を設置するとともに、河川を横断するトンネルについても鉄扉を設置し、浸水を防ぎます。
  • 防火防煙シャッター写真
  • ○火災対策
     火災対策設備は、韓国テグ市の地下鉄大火災を受け制定された新基準に沿って整備しています。
     火災の発生を火災報知機で感知し、即座に駅構内全域に通報する非常放送設備や、初期消火のための消火栓やスプリンクラー設備、お客様の避難誘導のための誘導灯や停電時に自動的に照度を確保する非常照明設備のほか、排煙設備や乗降階段部分に防火防炎シャッター等を設置しています。
     駅長室ではこれらの設備の監視制御を行う防災盤を設置し、お客様が安全に避難できるよう万全を期しています。また、消防隊の消火活動を支援するため、連結送水管や無線通信補助設備を設置しています。

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