ホーム縁端警告ブロックの敷設について
- 視覚障がい者誘導用ブロックについては、JIS規格化以前から、財団法人安全交通試験研究センターの基準に適合したメーカー製品により整備を進めてまいりまし た。
JIS規格化以降、新線建設、駅舎改造、補修などの際にはJIS規格品により整備しております。
写真1 内方線の実験(森ノ宮駅)
また、内方線の整備に関しましては、「公共交通機関旅客施設の移 動円滑化整備ガイドライン・追補版」が平成14年12月に発刊される以前から検討を始め平成15年1月に視覚に障がいのある方の参画による中央線・森ノ宮駅での現場 実験(写真1)・パブリックコメント等の結果をふまえ、平成14年度~19年度までに、ホームドア・可動式ホーム柵整備路線を除く全駅で敷設を完了してい ます。
既設線で内方線をJIS規格に準拠して敷設する場合は、整備量と コストが膨大な量となります。このため、使用性を落とさず、出来るだけ短期間かつ低コストで施工できる観点から、すでに敷設されている点状ブロックに新た に線状突起(内方線)を組み合わせて整備しました。(写真2)
既設線で内方線をJIS規格に準拠して敷設する場合は、整備量と コストが膨大な量となります。このため、使用性を落とさず、出来るだけ短期間かつ低コストで施工できる観点から、すでに敷設されている点状ブロックに新た に線状突起(内方線)を組み合わせて整備しました。(写真2)
写真2 内方線の敷設状況 |