Osaka Metro御堂筋線梅田駅での停止信号の行き過ぎについて

【2025年9月18日】
 2025年9月18日(木曜日)10時22分頃、Osaka Metro御堂筋線梅田駅で、列車が通常停止位置を超え、停止現示(赤色)の出発信号機を5メートル行き過ぎて停止する事案が発生しました。
 ご利用のお客さまには、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 なお、お客さまにお怪我はありませんでした。

1 発生場所
Osaka Metro御堂筋線梅田駅
(大阪市北区角田町8番6号)

2 発生日時
2025年9月18日(木曜日) 10時22分頃

3 当該列車
9時47分 なかもず発 箕面萱野行 10両編成(約450人乗車)

4 当該乗務員
運転士 経験年数0年7か月

5 発生状況
Osaka Metro御堂筋線なかもず発箕面萱野行の列車が梅田駅において、通常停止位置を超え、停止現示(赤色)の出発信号機を約5メートル行き過ぎて停止しました。

6 影響
お客さまにお怪我等はありませんでした。
当該列車と後続の計7列車で最大約11分の遅延が発生し、約5,600人のお客さまにご迷惑をおかけしました。

7 原因
 御堂筋線では、駅停車時に可動式ホーム柵と車両扉の位置を確実に合わせるため、自動で所定の停止位置に停止するようブレーキ操作を行う定位置停止装置(TASC:Train Automatic Stop Control)による運転を行っていますが、当該列車は、手動運転訓練の実施中でした。
 今回、当該列車の運転士が梅田駅入駅時にブレーキ操作が遅れ、通常停止位置を約20メートル行き過ぎ、これにより停止現示(赤色)の出発信号機を5メートル行き過ぎて停車したものです。

8 対策
 今回の事案を全乗務員に周知し、手動運転訓練を実施する際には、特に運転操作に十分注意を払うことを周知徹底します。また、当面の間、経験が乏しいと判断される乗務員による手動運転訓練時は、乗務所助役が添乗し安全運転の指導を徹底しながらの訓練を実施することとします。

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