自動運転バス「森之宮・京橋周遊ルート」が11月10日(日曜日)から運行を開始します ~将来の自動運転レベル4走行を見据えた自動運転の路線バスを運行します~

[2024年11月1日]
 Osaka Metro は、2024年11月10日(日曜日)から、自動運転レベル2の路線バス「森之宮・京橋周遊ルート」の運行を開始します。
 「森之宮・京橋周遊ルート」は、大阪市城東区の森之宮車両工場跡地の暫定利用として開設する期間限定の未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN(イーメトロ モビリティ タウン)」へのアクセスと、森之宮エリアの周遊性の向上、また、自動運転の社会実装に向けた取組みとして、将来の自動運転レベル4走行を見据えた自動運転レベル2の路線バスです。

1 運行期間
2024年11月10日(日曜日)から2025年10月末まで(予定)

2 運行ルート

①大阪城周回ルート
京橋駅前→片町(西)→大阪城大手前→馬場町→森ノ宮駅前→中道→UR森之宮→(平日)森之宮一丁目/(土休日)モビリティタウン→城見一丁目→京橋駅前

②京橋駅前~e METRO MOBILITY TOWNシャトルルート
京橋駅前⇔モビリティタウン

3 運賃
大人 210円、小児110円
※身体障がい者手帳、療育手帳、ミライロIDアプリをお持ちの方は割引の適用を受けることができます。
※大阪市が発行する敬老優待乗車証(敬老パス)及び無料乗車証・乗車料金割引証(福祉パス)は使用できません。
※e METROアプリでモバイルチケットの販売を予定しています。
1回券:大人 210円、小児 110円
1日券:400円
回数券(11回券):大人 2,000円

4 運行の概要
・走行時間:周回ルート(約80分/周)、シャトルルート(約15分/片道)
・運行時間帯:8時から20時
 ※運行ダイヤなど詳細につきましては、森之宮エリア運行専用ページをご確認ください。

 https://autonomous.osakametro.co.jp/morinomiya/index.html
・市街地での自動運転レベル4を見据えた検証
(1)車両:大型 自動運転EVバス2台(周回ルート、シャトルルート) 市街地で自動運転レベル4を見据えた検証(自動運転レベル2)


(2)インフラ協調(※整備・調整ができ次第、順次開始していきます。)
①スマートポール
 ポールに取り付けられた各種センサーにより自動運転バスの車載センサーの死角となる場所や自動運転バスがこれから走行するルートの一般車両等の情報を取得し、リアルタイムに通知することで、より安全で円滑な自動運転走行を実現するものです。
②磁気マーカ
 連続的に道路に磁石を設置し、磁気マーカセンサーを搭載した自動運転バスがその上を走行することで、走行する方向に対して、縦・横方向の双方または片方の位置情報を用いて自己位置を補正するものです。
③信号情報連携
 信号機から現在の灯色・矢印の情報を自動運転車両に連携することで、西日などで自動運転バスが信号機の検知が困難な際の補助を行います。また、信号機が次の色に変わるまでの秒数も連携することで、急ブレーキや急発進にならないように信号での自動運転バスの停車・発車時のブレーキやアクセルのコントロールを支援するものです。



※本件は、当社グループが掲げるSDGsの推進に関する取組みの、下記に基づく内容になります。

社会生活インフラ×交通インフラの追求

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