大阪・関西万博で活躍するEVバスのデザインを決定しました

[2023年6月15日]
 Osaka Metro Group は、2025年の大阪・関西万博に向け、温室効果ガス排出量削減と共に脱炭素に向けた取組みを目指し導入する、EVバスのデザインを決定しました。
 本EVバスのデザインは、黒を基調としつつ、港町・大阪の海、Osaka Metro と大阪シティバスを象徴するブルーを使用し、大阪のシンボルとしての路線バスとして長年親しまれてきた車体カラーのグリーンを踏襲しました。
 また、本EVバスは、2023年7月下旬(予定)から順次、大阪・関西万博開催までに150台を導入する予定であり、2025年大阪・関西万博会場内外の輸送を目指すとともに、万博閉幕後は、市内での路線バス・オンデマンドバスに活用します。このうちの10台程度を自動運転化し、レベル4での運行を目指します。
 なお、150台のうち100台については、グリーンイノベーション(GI)基金事業(※)の一環として、脱炭素化に向けたプロジェクト「スマートモビリティ社会の構築」の研究開発における実証実験として取り組むものです。

※ 「グリーンイノベーション(GI)基金事業」とは
 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、国が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に2兆円の基金を造成し、野心的な目標をコミットする企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援するもの。

1 デザイン
 EVバスのデザインは、ダイナミックかつスマートなデザインとし、フロントからサイドにスムーズに流れるラインを入れる等未来感、先進性をイメージするとともに、黒を基調としつつ、港町・大阪の海、Osaka Metro と大阪シティバスを象徴するブルーを使用し、大阪のシンボルとしての路線バスとして長年親しまれてきた車体カラーのグリーンをこれまでどおり踏襲しております。
 また、スピード感を強調するため白い線をあしらっております。

【デザインイメージ(大型)】



【デザインイメージ(小型)】



2 車両諸元
【大型バス】全長10.5メートル 全幅2.5メートル 全高3.3メートル
【小型バス】全長6.99メートル 全幅2.1メートル 全高3.1メートル
※大型・小型ともに株式会社EVモーターズ・ジャパン製

3 運行開始日
2023年7月下旬(予定)


※本件は、当社グループが掲げるSDGsの推進に関する取組みの、下記に基づく内容になります。

移動手段の変革

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