自動運転レベル4の実証と遠隔監視を実施 万博会場への来場者輸送を見据えた自動運転バスの実証実験を行います ~自動運転バスに乗れる体験モニターも募集~
[2022年11月7日]
Osaka Metroは、2022年12月から2023年1月にかけて2025年大阪・関西万博会場への来場者輸送を見据えた自動運転バス等の実証実験を実施します。
2022年3月に実施した実証実験(2022年2月15日報道発表済み)に引き続き、万博会場を想定した舞洲のテストコースを中心に、今回は、自動運転レベル4(前回はレベル4相当)の実証や一部自動運転車両の遠隔操作を行います。
また、改正道路交通法でレベル4実装の条件となる複数の車種・台数の自動運転車両を遠隔監視します。
さらに、夢洲・舞洲などの公道上で、万博会場へのアクセスルートを想定し、今回は新たにGPS受信不良エリアでも自動運転が可能な特殊塗料を用いた自動運転走行の実証も行います。
1.前回の実験(2022年3月1日から4月26日)からの主な変更点
※LiDAR(Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Ranging)は、対象物にレーザーを照射して対象物までの距離等を測定する、光を用いたリモートセンシング技術で、自動運転時により正確な障害物回避や高詳細マップとLiDARで取得した地図の比較により精密な自己位置の推定ができます。
2.実験概要
(1)舞洲スポーツアイランド内「舞洲実証実験会場」内テストコース(400m/周)(大阪市此花区北港緑地2丁目1)及び周辺公道(走行コースA-舞洲東バス停⇔舞洲実証実験会場)
① 主な実験内容:
・テストコース内において、パーソナルモビリティが混在する環境下での信号協調を含めた自動運転レベル4とレベル2の2種類の小型バスの走行実証(周辺公道はレベル2)
・遠隔監視者一人による5G環境下における複数車種・台数の自動運転車両の一元管理及びテストコース内での一部自動運転車両の遠隔操作
・5Gと位置情報を用いた利用者が移動時間を楽しめるコンテンツ等の配信による快適な車内環境の実現
・様々なモビリティが走行することにより生じるリスクの把握や自動運転走行におけるトラブル対応の検討
② 実施時期:
2022年12月1日(木曜日)から12月23日(金曜日)
※ 2022年12月18日(日曜日)から12月20日(火曜日)は一般のお客さま向け試乗体験も実施します。
③ 協力企業:
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、凸版印刷株式会社、日本信号株式会社、パナソニック コネクト株式会社、BOLDLY株式会社
(2)公道
・走行コースB-コスモスクエア駅⇔舞洲実証実験会場
・走行コースC-コスモスクエア駅⇔舞洲転回地
・走行コースD-桜島駅⇔舞洲転回地
① 主な実験内容:
信号協調及びGPSが入りにくい場所における自動運転用塗料「ターゲットラインペイント」※を用いた自動運転レベル2(部分運転自動化)の走行
※ 「ターゲットラインペイント」は、自動運転車両に搭載されるLiDARセンサーが認識できる特殊塗料で、走行経路に塗装されたペイントを認識・追従することで自動走行を実現できるため、GPS受信不良エリアでの自動運転を可能にします。また、アスファルトと同化しやすい色のため、ペイントが道路の路面標示を誤認させるリスクがなく、公道での塗装も可能となっています。
② 実施時期及び各社の役割:
(ⅰ)走行コースB―2022年12月1日(木曜日)から12月23日(金曜日)
※ 2022年12月18日(日曜日)から12月20日(火曜日)は一般試乗体験も実施します。
・実証実験の全体統括及び自動運転走行:Osaka Metro
・信号協調:日本信号株式会社
・自動運転用塗料:日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社
(ⅱ)走行コースC及びD―2023年1月初旬から1月31日(火曜日)
・実証実験の全体統括及び自動運転走行:Osaka Metro
・信号協調:住友電気工業株式会社
・自動運転用塗料:日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社
Osaka Metroは、2022年12月から2023年1月にかけて2025年大阪・関西万博会場への来場者輸送を見据えた自動運転バス等の実証実験を実施します。
2022年3月に実施した実証実験(2022年2月15日報道発表済み)に引き続き、万博会場を想定した舞洲のテストコースを中心に、今回は、自動運転レベル4(前回はレベル4相当)の実証や一部自動運転車両の遠隔操作を行います。
また、改正道路交通法でレベル4実装の条件となる複数の車種・台数の自動運転車両を遠隔監視します。
さらに、夢洲・舞洲などの公道上で、万博会場へのアクセスルートを想定し、今回は新たにGPS受信不良エリアでも自動運転が可能な特殊塗料を用いた自動運転走行の実証も行います。
1.前回の実験(2022年3月1日から4月26日)からの主な変更点
今回の実証内容 | 前回 | ||
自動運転 | テスト コース 内 |
自動運転レベル4(信号協調あり、添乗員はいるが操作には関与しない) | 自動運転レベル4相当(信号協調なし、添乗員による一部操作あり) |
公道上 | GPSを主とした自己位置推定 GPS受信不良エリアにおいては、特殊塗料を道路上に塗布 |
LiDARセンサー※を主とした自己位置推定 | |
遠隔監視 | ・複数車種及び台数の自動運転車両の車両情報、車内外情報、位置情報等を遠隔監視 ・遠隔操作による一部自動運転車両の停止、発進(テストコース内) |
複数車種及び台数の自動運転車両の位置情報を遠隔監視 |
※LiDAR(Light Detection and RangingまたはLaser Imaging Detection and Ranging)は、対象物にレーザーを照射して対象物までの距離等を測定する、光を用いたリモートセンシング技術で、自動運転時により正確な障害物回避や高詳細マップとLiDARで取得した地図の比較により精密な自己位置の推定ができます。
2.実験概要
(1)舞洲スポーツアイランド内「舞洲実証実験会場」内テストコース(400m/周)(大阪市此花区北港緑地2丁目1)及び周辺公道(走行コースA-舞洲東バス停⇔舞洲実証実験会場)
① 主な実験内容:
・テストコース内において、パーソナルモビリティが混在する環境下での信号協調を含めた自動運転レベル4とレベル2の2種類の小型バスの走行実証(周辺公道はレベル2)
・遠隔監視者一人による5G環境下における複数車種・台数の自動運転車両の一元管理及びテストコース内での一部自動運転車両の遠隔操作
・5Gと位置情報を用いた利用者が移動時間を楽しめるコンテンツ等の配信による快適な車内環境の実現
・様々なモビリティが走行することにより生じるリスクの把握や自動運転走行におけるトラブル対応の検討
自動運転車両イメージ
② 実施時期:
2022年12月1日(木曜日)から12月23日(金曜日)
※ 2022年12月18日(日曜日)から12月20日(火曜日)は一般のお客さま向け試乗体験も実施します。
③ 協力企業:
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、凸版印刷株式会社、日本信号株式会社、パナソニック コネクト株式会社、BOLDLY株式会社
(2)公道
・走行コースB-コスモスクエア駅⇔舞洲実証実験会場
・走行コースC-コスモスクエア駅⇔舞洲転回地
・走行コースD-桜島駅⇔舞洲転回地
① 主な実験内容:
信号協調及びGPSが入りにくい場所における自動運転用塗料「ターゲットラインペイント」※を用いた自動運転レベル2(部分運転自動化)の走行
※ 「ターゲットラインペイント」は、自動運転車両に搭載されるLiDARセンサーが認識できる特殊塗料で、走行経路に塗装されたペイントを認識・追従することで自動走行を実現できるため、GPS受信不良エリアでの自動運転を可能にします。また、アスファルトと同化しやすい色のため、ペイントが道路の路面標示を誤認させるリスクがなく、公道での塗装も可能となっています。
② 実施時期及び各社の役割:
(ⅰ)走行コースB―2022年12月1日(木曜日)から12月23日(金曜日)
※ 2022年12月18日(日曜日)から12月20日(火曜日)は一般試乗体験も実施します。
・実証実験の全体統括及び自動運転走行:Osaka Metro
・信号協調:日本信号株式会社
・自動運転用塗料:日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社
(ⅱ)走行コースC及びD―2023年1月初旬から1月31日(火曜日)
・実証実験の全体統括及び自動運転走行:Osaka Metro
・信号協調:住友電気工業株式会社
・自動運転用塗料:日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社
3.試乗体験モニターの募集
自動運転バスへの試乗など本実証実験の内容を体験いただけるモニターも募集します。
(1)体験場所
・舞洲スポーツアイランド内「舞洲実証実験会場」(大阪市此花区北港緑地2丁目1 舞洲スポーツアイランド内)
・コスモスクエア駅から舞洲実証実験会場間の公道
(2)体験モニター募集人員
240人
(3) 主な体験内容
・MaaSアプリを活用した体験ツアーの予約
・4G/5Gを使用した顔認証による受付・乗車
・自動運転車両(自動運転レベル4及び自動運転レベル2)、パーソナルモビリティ(電動小型三輪バイク、電動キックボード、電動アシスト付き自転車、近距離モビリティ(次世代型電動車いす))の乗車体験
・遠隔監視室の見学
※ 電動小型三輪バイクのご乗車には、普通自動車運転免許が必要です。
※ 電動キックボードは16歳未満の方はご乗車いただけません。
※ 上記の他、自然循環配慮型路盤・舗装と自給自足を図った太陽光発電歩道(株式会社大林組による実証実験)もご体験いただけます。
※ 天候や日程等により当日ご体験いただけないものがあります。
(4) 体験期間
2022年12月18日(日曜日)から12月20日(火曜日)
(5) 申込期間・方法
次の3つのツアーからご応募いただけます。
ツアーA: | コスモスクエア駅(自動運転車両で移動)→舞洲実証実験会場内で体験→(自動運転車両で移動)舞洲東バス停(所要時間2時間程度) |
ツアーB: |
舞洲東バス停(自動運転車両で移動)→舞洲実証実験会場内で体験→(自動運転車両で移動)コスモスクエア駅(所要時間2時間半程度) |
ツアーC: |
舞洲東バス停(自動運転車両で移動)→舞洲実証実験会場内で体験→(自動運転車両で移動)コスモスクエア駅(所要時間2時間程度) |
①申込受付開始日
②申込方法
「e METRO」アプリをダウンロードいただき、アプリからお申し込みください。
※ アプリ入手方法
iPhoneの場合は「App Store」で、Androidの場合は「Google Play」で、「e METRO」を検索しダウンロードしてください(対応機種・OSについては、iPhoneはiOS14.0以上、AndroidはAndroidOS9.0以上となります)。
※ 申込は先着順となります。
※ お一人ずつ、ご自身のお申し込みをお願いします。
※ 小学生未満、車いすにお乗りの方はご体験いただけませんのでご了承ください。
※ アプリの利用料金は無料ですが、通信料はお客さまご負担となります。
※ 申込には、「e METRO」の会員登録及びアプリへのログインが必要です。
新規登録はこちらから https://id.osakametro.co.jp/
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