中央線新型車両400系が2024年ローレル賞を受賞しました

[2024年5月23日]
 2023年6月に運行を開始した中央線新型車両400系が、2024年ローレル賞を受賞しました。
 前身の大阪市交通局では1970年に堺筋線60系及び1991年に現長堀鶴見緑地線70系がローレル賞を受賞しましたが、Osaka Metro としてローレル賞を受賞するのは今回が初めてです。
 400系は、2025年に開催予定の大阪・関西万博のアクセス路線にふさわしい車両を目指し、乗って楽しいワクワク感を提供できる宇宙船をイメージさせる未来的なデザインとして設計・開発した車両で、これまでに13列車を導入し、2025年4月までに23列車を導入します。



  • 中央線を走行する400系


  • 4号車にクロスシートを配置しワクワク感を提供
  • 背ずりを高くし座り心地を向上


  • USBコンセント
  • 車いす・ベビーカースペース

1 受賞日
2024年5月23日(木曜日)

2 受賞車両
400系

3 受賞理由
 宇宙船を意識させるデザインや、省エネ機器など最新水準の機器を採用していることに加え、予防保全やメンテナンスの効率化に向けた車両状態のモニタリング機能、今年度大阪港から夢洲新駅間で実証実験を予定している自動運転機能、車内設備ではクロスシートの採用や先頭車中間側妻面付近の機器室スペース部分にUSBコンセントを設置するなど、既存系列の車両とは一線を画すデザイン性と多様な需要に応える設備が評価に繋がりました。

【参考】ローレル賞とは
 「鉄道友の会」が毎年1回、日本国内で営業運転を開始した新造および改造車両から選定するブルーリボン賞・ローレル賞の内、選考委員会の審議により、車両性能、デザイン(外形、室内)、製造企画、および運用面などの諸点において優秀と認められる車両を選定し授与されるものです。

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