デジタルサイネージ型標識(サイネージ付きバス停)の実証実験を行います

[2023年07月13日]
 Osaka Metro と大阪シティバスは、2023年7月18日(火曜日)から2023年9月19日(火曜日)まで、大阪シティバス34号系統「地下鉄中津(北行)」、「本庄西二丁目(西行)」の2か所のバス停留所で、「デジタルサイネージ型標識(サイネージ付きバス停)」の実証実験を行います。

 現在、大阪市が制定する大阪市道路占用許可基準及びデジタルサイネージ広告設置にかかるガイドラインでは「サイネージ付きバス停」の設置が認められていません。本実証実験では、「サイネージ付きバス停」を設置した際に、一般通行への影響がないことを確認します。

 「サイネージ付きバス停」では、現在の貼り紙による時刻表やバス接近情報をデジタル化することで、明度やサイズの調整が可能になるため、視認性の向上に繋がります。さらに、バスの運行情報の表示に加え、地域情報や広告をリアルタイムで発信することが可能となるため、移動における快適・利便性が向上すると共に、災害時の運行情報の表示も可能となります。

 本実証実験の結果から、関係機関が協議し、規制緩和の判断がされた後に、「サイネージ付きバス停」の設置を順次拡大していく予定です。

1 実証実験の内容
 大阪市が制定する大阪市道路占用許可基準では「幅0.45メートル以上あるバス停標柱の設置」が認められておらず、また、デジタルサイネージ広告設置にかかる取扱いガイドラインでは「地上における案内板及び添加看板を除くサイネージでの商業広告の掲出」、「地上における道路上での動画の放映」が認められていません。そこで、関係機関との協議を通し、実証実験として「サイネージ付きバス停」を設置することで一般の通行への影響がないかアンケート及び実地調査を行います。その結果を踏まえて、大阪市側で規制緩和の可否を決定していただく予定です。
 本実証実験では、バス停標柱に32インチのディスプレイを2枚添加したサイネージ付きバス停を「地下鉄中津(北行)」に、55インチのディスプレイを1枚添加したサイネージ付きバス停を「本庄西二丁目(西行)」に設置し、バスの接近情報や時刻表・地域の情報などをわかりやすく表示します。

2 実証実験期間
 2023年7月18日(火曜日)から2023年9月19日(火曜日)まで

3 実証実験場所
 大阪シティバス34号系統「地下鉄中津(北行)」、「本庄西二丁目(西行)」

4 サイネージ付きバス停の概要
 本実証実験では、バス停標柱に32インチのディスプレイを2枚添加したサイネージ付きバス停を「地下鉄中津(北行)」に、55インチのディスプレイを1枚添加したサイネージ付きバス停を「本庄西二丁目(西行)」に設置し、時刻表やバス接近情報の視認性を向上させることに加え、リアルタイムに地域の生活を便利にする情報及び広告を発信します。また、動画形式による広告も導入します。

  • ●32インチタイプ
     設置バス停:地下鉄中津(北行)
       サイズ:高さ 2,000ミリメートル
           幅  550ミリメートル
           奥行 450ミリメートル
  • ●55インチタイプ
  •  設置バス停:本庄西二丁目(西行)
  •    サイズ:高さ 1,800ミリメートル
  •        幅  880ミリメートル
  •        奥行 200ミリメートル
※画像はイメージになります


※本件は、当社グループが掲げるSDGsの推進に関する取組みの、下記に基づく内容になります。

誰もが安全に利用でき、災害にも強い交通機関への進化および便利で住みやすい沿線の開発

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