社員の不祥事について
大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)及び株式会社大阪メトロサービス(以下、大阪メトロサービス)では、Osaka Metro所有となった遺失物の売却業務を担当している大阪メトロサービスの社員(Osaka Metroからの出向者)が、売却予定の遺失物の中から交通系ICカード類や、プリペイドカード等の有価証券を抜き出し、チャージ残額等の私的利用や、オークションサイトでの売却を行っていたことが判明しました。
本件は、2021年8月25日(水曜日)に、遺失物を売却した取引先から、交通系ICカード類の中に、使用履歴等が不自然なものがあるとの連絡を受け、調査を行い判明したものです。
なお、当該社員を本日付で懲戒解雇としました。
関係者の皆さまに、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後、関係機関と協議の上、被害の全容解明に努め厳正に対処してまいりますとともに再発防止を徹底してまいります。
※ 遺失物の取扱い
駅等に届けられた遺失物は、Osaka Metroで一定期間保管後、警察署で保管され、3カ月を経過しても引き取りがなく、拾得者が権利を放棄したものは、Osaka Metroの所有物として返還され、その後、売却しています。