パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口泰行)、大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro (本社:大阪市西区、代表取締役社長:河井英明))は、株式会社高見沢サイバネティックスと共同開発したウォークスルー型の顔認証改札機が、羽田空港第2ターミナルで実施されている、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を目指す実証実験の日本人帰国手続き用ゲートとして採用され、1月31日より実証実験の運用が開始されたことをお知らせします。

▲羽田空港第2ターミナルに設置されたウォークスルー型の顔認証改札機

 財務省税関様と出入国在留管理庁様(入管)では、昨今の訪日外国人旅行者数の増加に伴い、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を実現するため、スムーズな入国審査・税関申告を目指す実証実験を2024年1月31日から羽田空港第2ターミナルにおいて開始されています。

 パナソニック コネクトは2017年10月に出入国在留管理庁様に「顔認証ゲート」を採用いただき、現在では全国7か所の空港(羽田、成田、中部、関西、福岡、新千歳、那覇)で計209式が導入され、日本人の出帰国手続きや外国人の出国手続きの審査のスムーズ化に貢献してまいりました。
【参考】https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition_airport

 このたび採用されたウォークスルー型の顔認証改札機は、一連の実証実験の内「日本人の帰国手続き」において、事前に旅券情報・顔写真などの提供を済ませた旅客が本顔認証改札機を通ることで、ウォークスルーで手ぶら、ストレスフリーな帰国手続きを実現するものです。

 今後も全国の空港で行われる出入国手続の円滑かつ厳格な運用に貢献してまいります。



【参考】
(報道発表)羽田空港第2ターミナルにおいて、共同キオスクの実証実験を開始します。(PDF)
(資  料)税関・入管における「共同キオスク」の概要(PDF)


【ウォークスルー型の顔認証改札機の概要】
パナソニック コネクトの世界最高水準の顔認証技術と高見沢サイバネティックスが開発した近未来を意識した機能とデザインの改札機を組み合わせることで、初見でもスムーズに利用いただけるスタイリッシュなデザイン、かつ手ぶらによるストレスフリーで機能的な改札を実現し、Osaka Metro が2024年度末までに全駅に導入する予定です。

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