Osaka Metro は、近畿運輸局からの指示を受け、輪軸組立作業(車輪と車軸を組み立てる圧入作業)について点検した結果をお知らせいたします。

1 点検内容
 Osaka Metro(ニュートラム除く)車両の輪軸組立作業において、「圧入力値」を記録し管理しております。このデータについて、社内の規定等から逸脱している等の事案がないか、また、圧入力値の記録が確認できない、記録簿の差し替えが行われている等の事案がないかを確認しました。

2 点検結果
(1)弊社直営での輪軸組立作業(1,191本)については、圧入力上限値を超えるもの、圧入力下限値を下回るものがないことを確認しました。
 なお、弊社直営での車輪圧入の記録については、システム上数値を変更することができない仕組みとなっており、改ざんはありませんでした。
 ※ 弊社直営での輪軸組立作業は2015年10月から実施しています。
(2)2015年9月以前は、外注による輪軸組立作業(2,154本)を実施しており、製品として納品を受けております。なお、2015年9月以前の輪軸については、その後の定期検査における超音波探傷検査及びバックゲージ測定において安全性に問題がないことを確認しております。
(3)新造車両(2,146本)は製造業者の検査成績書にて規定値内の圧入力値であること、もしくは規定下限値を下回っている場合はJISに基づき圧入後の検圧により問題ないことを確認しました。

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