Osaka Metro は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における「未来社会ショーケース事業出展」の協賛企業として、大阪・関西万博会場で「来場者移動EVバス」を運行することが決定しました。
 今後も、都市型MaaS構想「e METRO」の推進を通じた「SDGsへの貢献」のため、EVバス(電気バス)の導入に向けた実証を進め、「エネルギー効率改善・脱炭素」の実現を目指します。

 ■事業名
 ・来場者移動EVバス【スマートモビリティ万博】

 ■事業内容
 大勢の万博来場者の移動を、よりスマートに、よりクリーンに実現すべく、会場アクセスバス並びに会場内周回バスについて、EV(電気)バス100台を導入し、運行管理システム(FMS※1)を用いて運行します。運行にあたっては、一体となったエネルギーマネジメントシステム(EMS※2)を活用した運行と充電を両立する技術実証を、Osaka Metro の他、関西電力株式会社、株式会社ダイヘン、株式会社大林組のノウハウと技術を生かして実施します。さらに、遠隔監視システムによる一元的管理の下での自動運転レベル4での運行や走行中給電などの新技術も融合させ、世界でも類を見ない大規模な実証を行うことで、次世代のモビリティとその進化を示していきます。
 なお、本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として、実施します。

 ※1 FMS:Fleet Management System
 ※2 EMS:Energy Management System

(参考)未来社会ショーケース事業について
 未来社会ショーケース事業は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を支える技術・サービスを、2025年以降の未来を感じさせる「実証」と2025年の万博にふさわしい「実装」の形で、万博会場の整備、運営、展示、催事などに活用し、国内外の幅広い参加者や来場者に、体験として提供する事業群の総称です。
 未来社会ショーケース事業では、6つの領域「スマートモビリティ万博」、「デジタル万博」、「バーチャル万博」、「アート万博」、「グリーン万博」、「フューチャーライフ万博」を設定し、各事業について、現在、多くの企業・団体と協賛にむけた協議を進めています。

 国際博覧会協会公式 Web サイト
 https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220907-01/

 EVバス導入について詳しくは、「EVバス100台を導入し、エネルギー効率化を目指した運行管理システムを開発 万博輸送及び市内での運行に活用します|Osaka Metro」をご覧ください。

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